‟留学する”という事

どうも、とうやです。

気付けば、あっという間に9月になりましたね。

風の声に耳を澄ますと秋の足音が聞こえてきそうです。


さて、今回は「留学する」という事について自分なりの考えを書き記してみようと思います。

思い返せば、今から一年前。僕はアイルランドの大地に降り立ちました。それは、今に至るまでの冒険の始まりであり、自分の人生を変える契機になりました。それまでただ漠然としか描けていなかった「留学」が形になった瞬間だったのです。シャノン空港の到着ゲートを通り抜けた時の記憶は今でも鮮明に覚えています。夢物語だった挑戦の幕は、緊張と興奮の中開いた訳ですが、現実はあまりに残酷でした。ろくな下調べもせず、現地での計画もまともに立てていなかった自分は、到着後まもなくして、己の未熟さにどうしようもなく腹が立ち、それと同時に完全に自信を失ってしまったのです。果たして今後自分はどうすればいいのか、ただただ自分の出来の悪さに歯ぎしりしていたのでした。アイルランドではホームステイだったのですが、ホストファミリーは二人とも共働きで日中は家におらず、午前中で授業が終わってしまう自分にとっては、物足りない部分がありました。せっかくのチャンスを生かし切れていない状況に危機感を感じていたことは、言うまでもありません。また、留学の斡旋団体の対応にも納得がいかない部分が多く、その状態のままでアイルランドに滞在し続けるのは、非常に不利であると痛感し、(もっとその魅力を深く知りたかったのですが…)無念の帰国となりました。


こうしてアイルランドを離れる決意をし、昨年の12月に日本に帰国したわけですが、そのまま引き下がるとうやではありません。帰国前に、母の友人からカナダの大学を紹介してもらい、アイルランド滞在中に入学の申請をし、実は日本に帰国する時点で年明けからカナダで半年間留学することになっていたのです。そして、日本でつかの間の冬休みを過ごし、1月1日のフライトで一路エドモントンへと向かったのです。現地到着後、2泊をゲストハウスで過ごし、その後大学の学生寮に入寮しました。初めは分からないことも多かったですが、様々な経験を積むうちに、段々と要領が良くなって、周囲をみて行動できるようになりました。前述の通り、アイルランドでは失敗に終わってしまった訳ですが、カナダでは思い残すことがないようにと、毎日を精一杯に生きて後悔のない生活を送ることを心掛けました。そのかいあって、カナダ滞在中は多くの仲間に恵まれ楽しい時間を過ごすことができました。勉強に関しても、満足のいく結果が得られたと考えています。特に、語学学校での成績は胸を張れるものです。しかし、それは自分一人で達成できたものでもなく、また同じ目標を持つ仲間がいたからこそ成し得たものです。そういった意味では、カナダでの半年間は大変に有意義なものであり、何物にも代えがたい経験でした。また、日本語クラスでTAの仕事ができたのは非常に光栄でした。その時の学生とは今でも交流が続いていて、中には日本へ僕に会いに来てくれる人もいました。再会はとても感慨深いものでした。そうした友情や絆は今後ずっと続くでしょうし、そういう仲間に巡り合えた自分は幸運であったと言えるでしょう。


「留学」と言うと大げさに聞こえますが、実際にはそれほど難しくはありません。むしろ、より安易に行くことが出来るようになっている、と言えるかもしれません。インターネットの普及により、簡単に必要な情報が手に入るようになり、資金面でも政府による支援が始まるなど、若い学生が「留学」という形で海外に挑戦することは、今では珍しいことではないでしょう。しかしながら、それでもなお誰もが享受できるものではないのも、また事実です。「留学」には、周囲の方々のサポートが必要不可欠となり、何より大切なのは本人のやる気です。その決意が強ければそれなりの結果を生むことも可能でしょうが、弱かった場合膨大な時間と労力を無駄にしてしまいます。決して留学することが悪い事、などとは思いませんが、人生を大きく変える可能性があるからこそ、これから留学する事を検討している方は真剣に悩んでほしいと思いますし、現在留学中の方にはその時間を大いに楽しんでほしいと願っています。


僕は、この先「留学」で海外に行くことはないと思いますが、これから若い世代の人たちが世界に挑戦する第一歩として留学するときに、たくさんの失敗をしながら大きく成長することを心から楽しみにしていますし、自分自身も留学経験者として出来ることは精一杯やっていきたいと考えています。いずれそういう同志と世界で闘うのが今の僕の夢です。「それが僕の目標です」と堂々と言えるようになるまで、日々進化していきます。

応援お待ちしております!


では、御機嫌よう~


とうやの気ままな留学体験記

現役大学生のとうやが自身の留学体験を通して、少しでも多くの方にその様子をお届けしたいという思いで始めたのがこのブログです。留学は成功体験が全てではないということを発信し、どこにでもいる平凡な大学生が留学によって成長していく過程を記録していきます。これはあくまでも一個人の趣味の延長線上であると認識していただきたく思いますが、コメントやメッセージ等も歓迎いたします。

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